ABOUT キドキカクについて

脚本家として活動する木戸雄一郎によるクリエイティブユニット。旗揚げとして、2024年10月下北沢にて演劇公演を予定している。

以下、木戸の企画立ち上げ時のコメント

自主映画を作っていた学生のころも、映像の脚本家として活動している今も、近くに演劇人がいた。
ずっと近くにいたが、すごく遠くに感じていた。
どこかで聞いた「本当にやりたいことは舞台でやっている」「演劇は中毒性がある」などという言葉がちらつき、正直にいうと彼らが少し怖かったのだ。同時にめちゃくちゃ興味はあった。いったいどんな世界なんだろう。何がそんなに面白いんだろう。 しかし......手を出しちゃいけない、というか自分にはできないだろうと怖気ついて蓋をしてきた。そんな秘めた想いも、酒が入り気が強くなった時だけ顔をだした。
「実は演劇やってみたいんだよね」 そう言い続けてとうとう40代に突入。いつまで憧れるんだ。いつまで目の前の「仕事」を理由に本気でぶつかることを避け続けるんだ。あの頃のように...「ただ作りたい」「作らずにはいらない」という欲望をアルバイトをしながら全て映画に注ぎ込んでいた、あの頃のように......。
金や成功のためじゃない。夢中になりたい、シンプルに創造したい。
その想いに賛同してくれた仲間とも出会うことができ、思いっきり本厄の2024年、重すぎた一歩を踏み出します。

キドキカク主宰

木戸 雄一郎 Kido Yuichiro

1983年.北九州出身。宝塚造形大学短期学部 映画コース卒。
役者を目指して上京後、自主制作映画制作、実写映画の助監督、
バックパッカー世界一周の旅など迷走した日々を経て、スタジオジブリにて高畑勲監督作『かぐや姫の物語』の演出助手を務める。
以降、脚本家として活動。

24年春公開 『四月になれば彼女は』
アニメーション『映像研には手を出すな!』『Dr.STONE』『スターウォーズ・ビジョンズ』『インセクトランド』など。
その他に、未発表の全世界配信シリーズや劇場映画など待機作品多数。

キドキカク旗揚げ公演「あちこち痛いんだよ」公演チケット